訪問看護FCという、選択。
訪問看護は、起業という文脈からすると、とても地味な事業です。キラキラしていない。なんとも真面目で、いきなり跳ねて笑いが止まらない事業ではありません。でも、これからの未来に向けて確実に必要で、長く続けていくことができる。はじめての起業にこの事業を選ぶ理由を、数字と実例でお伝えします。
開業する人の6人に1人が、医療・福祉を選んでいる。
公庫の融資を受けて開業した人の業種は、サービス業に次いで医療・福祉が2位(16.7%)。公庫の創業融資でも医療・福祉は3,651先で全体の12.5%、前年度比109.1%と増えています。訪問看護ステーションは14年で3倍の20,051か所になり、売上の7〜9割は公的保険です。
- 16.7%開業業種に占める医療・福祉(2位)
- 3,651先公庫の創業融資のうち医療・福祉(2025年度・12.5%)
- 20,051訪問看護ステーションの稼働数(2026年4月・2012年の3倍)
- 7〜9割売上に占める医療保険・介護保険(トータルケア調べ)
出典:日本政策金融公庫 総合研究所「2025年度 新規開業実態調査」(公庫が融資した開業後1年以内の企業 2,165社・2025年8月時点)/日本政策金融公庫「令和7年度 創業融資の実績」(2026年5月13日)/全国訪問看護事業協会「令和8年度 訪問看護ステーション数調査」/トータルケア調べ(売上構成)。
売上は「患者数 × 訪問回数」。地道に、確実に増える。
訪問看護の売上は、1件1万円前後の訪問を積み上げる構造です。立ち上がりの数か月は赤字、患者が20人前後で損益分岐を超えます。実際の加盟店では、3か月目に単月黒字化した例、患者1人から始めて7か月目に30人・営業利益210万円になった例があります。派手さはありませんが、続けるほどに積み上がる事業です。
3か月目
単月黒字化した加盟店の例
患者20人で損益分岐を超え、7か月目には月次営業利益134万円。
出典:トータルケア加盟店の実績(本部資料 2026年)。個別の実績であり、成果を保証するものではありません。
年商1億円
開業3年で目指す事業モデル
営業利益1,000万円を目標とする本部の3年モデル。目標値であり、立地・体制により異なります。
約2割
起業後5年で退出する企業(全業種)
訪問看護ステーションも毎年の廃止は稼働数の約5%あります。続く設計かどうかが、業種より大事です。
出典:中小企業庁「2017年版 中小企業白書」コラム2-1-2(帝国データバンクの企業データベースにもとづく追跡。白書自身が「実際より高めに出ている可能性」を注記)/全国訪問看護事業協会「令和8年度 訪問看護ステーション数調査」。廃業が多い理由と続く仕組み
20代の経営者が、未経験の営業職から約4か月で開業。
「トータルケア調布」のオーナーは、はじめての起業で訪問看護を選んだ20代の経営者です。医療の経験はなく、営業職から転身。本部の仕組みと伴走で約4か月で開業し、いま地域で事業を育てています。はじめて起業する方に、いちばん近い実例です。
うまくいかないときに、隣にいるのが私たちです。
起業した人が開業後に苦労することの1位は「顧客・販路の開拓」48.8%、次いで「資金繰り」36.2%、「従業員の確保」26.6%。訪問看護フランチャイズでは、この3つを本部の仕組みで分け合います。
お客さま(依頼)が集まる仕組み
依頼は病院の退院支援部門とケアマネジャーから来ます。関係づくりの型と本部の営業支援で、開業前から始めます。
資金の仕組み
創業融資の計画書づくりと面談準備を本部が伴走。資金調達と融資に詳しく。
そして、伴走
私たちは、加盟を説得しません。約束するのは、思うように進まないときの伴走です。決めるのは、あなた。
出典:日本政策金融公庫 総合研究所「2025年度 新規開業実態調査」(公庫が融資した開業後1年以内の企業 2,165社・2025年8月時点)
続けて読む
はじめての起業とデータ
起業する人・理由・続く会社の割合を、公的な数字で。
経営者になるということ
社長の年齢・女性経営者・年収と、法人の役割。
スタートアップの資金調達と融資
公庫の創業融資の条件と、融資から開業までの流れ。