訪問看護ステーションは、なぜ廃業が多いのか。
市場は伸びています。それでも毎年700件以上のステーションが廃止・休止しています。参入を考えるなら、伸びている理由より先に「なぜ続かないのか」を知っておくべきだと私たちは考えます。このページは、その構造と、直営で磨いてきた「続けられる仕組み」をまとめたものです。
新規2,437件に対し、廃止・休止は992件
令和5年度の全国集計です。開設数の約4割にあたる数のステーションが、同じ年に姿を消しています。
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新規開設 2,437件
2012年以降、報酬改定を追い風に民間の開設が急増。この10年で全国のステーション数は約2倍になりました。
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廃止 701件
指定の廃止。看護師の退職で人員基準を満たせなくなるケースが典型です。
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休止 291件
再開を前提にした休止。実態は人員不足による事実上の停止が多くを占めます。
出典:一般社団法人全国訪問看護事業協会「令和6年度 訪問看護ステーション数調査結果」(令和5年度中の新規・廃止・休止数。稼働ステーション数は令和6年4月1日時点で17,329か所)。
廃業の理由は、ほぼ4つに集約されます
制度や需要の問題ではありません。人と運営の問題です。
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1. 看護師が退職し、採用が間に合わない
常勤換算2.5人という人員基準は、1人の退職で崩れます。次の採用が間に合わなければ、指定そのものを維持できません。
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2. 看護師が定着しない
少人数のうちは夜間・休日の対応が特定の人に集中します。負担の偏りが離職を呼び、離職がさらに負担を増やす循環に入ります。
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3. 地域の信頼が得られず、利用者が集まらない
依頼は病院の退院支援部門とケアマネジャーから来ます。この関係づくりは開業前から始める必要があり、一度断ると次の依頼は来にくくなります。
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4. 経験・スキル不足で訪問回数が伸びない
訪問看護は1件1万円前後の積み上げです。看護師が自信を持って訪問できる件数が増えなければ、売上も増えません。
一般的なステーションの課題と、トータルケアの設計
廃業の4つの理由の根っこには、「小さく始めて、小さいまま」の設計があります。私たちは最初から、大規模化と24時間体制を前提に設計しています。
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一般的な訪問看護ステーション
人件費の固定費化——基本給+手当が主流で、採用するごとに固定費が膨らむ。利用者の減少(死亡・入院)で収益が不安定に。
小規模運営による競争力低下——患者20人程度で黒字化しやすく、大規模化の動機が弱い。夜間・土日の定期訪問を行わない事業所が多い。
価格競争に陥りやすい——サービスの差別化が進まず、24時間365日体制を取る事業所は全国の3%以下。
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トータルケアの仕組み
時給+訪問手当モデル——働いた分だけ透明性高く公平に報酬を分配。利用者数の変動にも柔軟に対応でき、大量採用が可能。
大規模化前提のサービス設計——24時間365日対応を標準化。夜間・土日も定期訪問が可能で、地域連携に強い。
地域の在宅医療を変える大規模モデル——「家に帰りたくても帰れなかった」患者に在宅療養という選択肢を提供し、未開拓の市場を切り拓く。
大規模化と24時間体制を可能にする、4つの仕組み
この4つが組み合わさることで、未経験からでも大規模化と24時間対応を両立する訪問看護ステーションが実現します。
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① 自社開発システム「センパイナース」
訪問スケジュールから記録・請求・給与までを一気通貫で管理する、訪問看護専用の管理システム。自社のエンジニアが現場の声を反映して開発しているため、Excel・LINE・手書きに分断された「バラバラ運用」が起きません。現場負担の軽減は、そのまま離職率の低下につながります。
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② 24時間電話サポート体制
未経験のオーナー・異業種からの参入でも、専門知識がなくても運営できるよう、24時間365日いつでも相談できる体制を整えています。現場の看護師からの臨床相談にも本部が応じます。
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③ 採用力と育成制度「クローバーラダー」
採用から育成、定着までを体系化した独自の教育システム。看護師の成長段階に合わせて到達目標を示し、月1回の勉強会、1on1のメンタリング、新卒・訪問看護師の育成プログラム、大学院進学の奨学金制度など「クローバー会」の活動で日々ブラッシュアップしています。「採用できない・定着しない」という廃業理由の1と2に、直接応える仕組みです。
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④ 大規模化を支える給与制度・働き方
出勤中の時給と訪問回数に応じた訪問手当の2段階報酬、希望出勤制・フルフレックス、理由を問わない休暇取得、記録の完全デジタル化で「就業開始時間・会議や申し送り・サービス残業」を無くすなど、看護師が続けやすい環境を整備。ライフステージの変化で離職せざるを得なかった看護師が、自分の生活に合わせて働き続けられることが、定着と採用力の源泉になっています。
仕組みの中身を、さらに詳しく
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サポート内容
市場調査・採用支援・地域連携・許認可の4本柱と、開業後の研修。
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開業ガイド
開業に必要な5つ、期間、つまずきどころ。自力かフランチャイズか。
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フランチャイズの選び方
本部を比較する7つの観点と、向かないケースの正直な開示。